政権政党民主党の考えは

マスコミを通じて知る政権政党である民主党が国籍法１２条にどう対応しようとしているのかは見えてこない。定住外国人に参政権を与えることを考えているような話を聞く。またそれに消極的な民主党議員の間では、定住外国人に参政権をあげるよりは、国籍の付与をもっと柔軟にしたほうがよいとの考えもあると聞く。棄民政策の残滓である国籍法１２条により国籍を奪われた日本人の数は、十数万を超えるのではないのだろうか。認知による非嫡出子の国籍問題が先に取り上げられ、このもっともレジティメイトな被害者が忘れられている。われわれの努力不足は痛感するが、民主党議員の皆様にもぜひ国籍法１２条撤廃に向けて支援をいただきたい。今は、海外からも投票できる時代だ。国籍法１２条問題を解決すれば、一挙に十数万の票田が生まれ、少子化対策にもなるのだから。