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4月21日(水) 午前11時

国籍法12条違憲訴訟の第1回口頭弁論の日時が決まりました。4月21日午前11時です。場所は、東京地方裁判所第705号法廷です。傍聴について主任弁護士のK藤氏にお聞きしたところ、「裁判の傍聴はもちろん可能です。特に傍聴券などは要りません。時間に法廷に行けば(法廷は出入り自由です)、誰でも見ることができます。」とのことです。午前11時前までに東京地方裁判所に入館下さい。私が、インターネットで調べたところ、傍聴席は20人程度で、一杯になると入室はできないとのことです。東京地方裁判所の地図は、http://www.courts.go.jp/tokyo/about/syozai/tokyotisai.html 
です。

国籍法12条は、中身を知れば、だれもが、「いったいこの法律は何なのか、正式に結婚をした子供の国籍を剥奪するだけでなく、戸籍にも載せないなどまったく非人道的ですね」という話になるのですが、(実際、私は3,000名弱の署名を集め、私が直接お話をして署名を取った方は、300名を越えますが、全員誰も拒否することなく署名をしていただき、そのとき皆様が言ったのは、この言葉でした)、政府は、この法律の対象者が、ほんの一部の日本人であることを良いことに、まるで、暗がりに連れ込んで、無抵抗の善良な市民に殴る蹴るの暴行を加えてきました。政府ならびに官僚が一番恐れるのが、この国家による人権に対する犯罪とも言うべきものが白日の下に晒されることではないでしょうか。ところが実際にインターネット上に現れる反応は, http://digest2chnewsplus.blog59.fc2.com/blog-entry-13219.html にみられるように、匿名に名を借りた、卑劣なものです。日本人がこのような品性のかけらもない人種に変質したとは思いたくありません。これに対抗するのは、皆様の一言です。私はどんなものかはよく知らないのですが、今はやりのツイッターで、「国籍法12条撤廃」とつぶやいていただけるだけで、状況は一変するものと思っています。お忙しいとは思いますが、私と同じ年金生活の方、学生さん(特に法科の)、あるいは、お友達や、親戚の方が国籍法12条の被害者である方等々、ぜひ、傍聴してください。

国籍法12条違憲提訴についてNHKがまったく報道をしないばかりか、ニュース解説等でもまったく取り扱っていないのも気になるところです。4月の番組編成などを見ていますと、NHKの民放化という感もあって、それの影響もあるのでしょうか。地裁判決が出れば、取り上げざるを得ないとは思っていますが。

世界中に被害者がいます。少数ですが、カナダとブラジル在住の方とも連絡を取り合っています。フィリピンには、正式に両親が結婚して、国籍法12条で日本国籍を失った子供たちが多数います。また、セブ島、ネグロス島に住む日本人の父親からも連絡があります。世界中の小さな波紋が一つ一つ繋がっていけば、大津波となって、日本の官僚機構の犯罪を暴き、1945年に撤廃されるべきはずであった棄民政策を打ち砕き、始めて日本の開国が成就します。

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